足立享祐 特任研究員

研究テーマ

インド言語社会史、別けても西部インド・マラーティー語圏の言語・教育・出版を研究の対象とする。現在は、在地の社会集団により刊行された家族史文献、いわゆる「カースト族譜」の問題について研究を行っている。

経歴

2000年 東京外国語大学 地域文化研究科 博士前期課程修了
2009年 東京外国語大学 地域文化研究科 博士後期課程単位取得退学
2009年 ロンドン大学 東洋アフリカ学院言語文化学部 訪問研究員
2011年- 東京外国語大学ほか 非常勤講師
2016年- 現職

主要業績

-「近代マラーティー語における辞典編纂と言語認識-モールズワース『マラーティー語=英語辞典 A dictionary, Muraṭ,hee & English compiled for the Government of Bombay 』(1831) を巡って-」『マハーラーシュトラ』12, 2015.pp.35-64.
-「イギリス東インド会社と言語の審級―ボンベイ管区における法廷言語問題を中心に―」『多言語社会研究会年報』6, 2011.pp.151-173.
-‘Locality and Universality of Vernaculars: A Study of Language Learning among the East India Company’s Servants’in Marga: Ways to Liberation, Empowerment, and Social Change in Maharashtra (Delhi: Manohar). Edited by Hiroyuki Kotani, Masao Naito, and Iwao Shima, 2008.pp.147-168.
-『明治・大正・昭和期 南アジア研究雑誌記事索引: 日印協會々報 印度甲谷陀日本商品館館報 日印經濟協會會報 新亞細亞 綜合インド月報』東京外国語大学史資料ハブ地域文化研究拠点, 2006.xiv+440p.
-‘Dakshina Rules of Bombay Presidency (1836-1851) : Its Constitution and Principles’『南アジア研究』13,2001. pp.24-51.

DSCN5147 DSCN5144いずれもインド・ムンバイー(ボンベイ)のフタートマー・チョウクの写真。
インドは独立後、言語に基づいて州再編を進めていくが、マハーラーシュトラ州の成立過程において生じた衝突による犠牲者を追悼する広場となっている。