近藤隼人 特任研究員

研究テーマ

専門はインド哲学、特に古典サーンキヤ体系の史的展開を解明する一環として『ユクティディーピカー』を研究対象としている。図書館学分野としては、利用者目線に立ったサンスクリット資料の合理的配列法を専門的観点から考案するという課題に取り組んでいる。加えて、サンスクリット写本のデジタル化ならびにその公開法も探求している。

経歴

2007年 早稲田大学第一文学部(東洋哲学専修)卒業(学士(文学))
2009年 東京大学大学院人文社会系研究科アジア文化研究専攻修士課程(インド文学・インド哲学・仏教学専門分野)修了(修士(文学))
2009年–2012年 日本学術振興会特別研究員(DC1)
2016年–現在 慈恵柏看護専門学校ほか非常勤講師
2016年–2017年 東京大学特任研究員(人文社会系研究科インド哲学仏教学研究室)
2017年 東京大学大学院人文社会系研究科アジア文化研究専攻博士課程(インド文学・インド哲学・仏教学専門分野)単位取得済満期退学
2017年–現在 筑波大学海外教育研究ユニット招致プロジェクト(人文社会系)非常勤研究員
2018年 東京大学大学院人文社会系研究科アジア文化研究専攻博士課程(インド文学・インド哲学・仏教学専門分野)修了(博士(文学))
2018年–現在 現職

主要業績

– 「両面鏡比喩の両面性―古典サーンキヤ映像説変遷史―」『印度学仏教学研究』(日本印度学仏教学会)66, no. 1 (2017年12月): 485–480.
– 「因中有果説の極北」『インド哲学仏教学研究』(東京大学大学院人文社会系研究科・文学部インド哲学仏教学研究室)22〈特別号(インド哲学諸派の〈存在〉をめぐる議論
の解明)〉(2015年3月): 121–150.
– “Reinterpretation of Tradition and Transmission: Āptavacana in the Yuktidīpikā.” Journal of Indological Studies (Association for the Study of the History of Indian Thought) 24/25 (March 2014): 137–168.
– 「Yuktidīpikā に見る推理・証言無区別論批判」『仏教学』(仏教思想学会)53 (2011年12月): 65–91.
– 「Pramāṇasamuccayaṭīkā 第1章に見る Ṣaṣṭitantra 注釈書の知覚論―Yuktidīpikā との関連を中心に―」『インド哲学仏教学研究』(東京大学大学院人文社会系研究科・文学部インド哲学仏教学研究室)17 (2010年3月): 25–40.
– “A Two-Sided Mirror Reflecting Tracing the History of the Sāṃkhya Theory of Reflection.” The Tsukuba–Hamburg Universities Symposium Series: Buddhist Studies Young Scholars’ Workshop, January 22, 2018 (Raum 117 in Alsterterrasse, Asien-Afrika-Institut, Universität Hamburg).