徳原靖浩 特任助教

研究テーマ

ペルシア文学の分野では、西暦11世紀のペルシア詩人・イスマーイール派思想家ナーセル・ホスロウの著作を対象として、思想史・文学史的な観点から研究を行ってきました。また、現代イランの小説作品におけるリアリティとレトリックの関係などを考察しつつ、文学作品によってイラン現代史を読み解く作業も少しずつ行っています。 図書館学分野では、大学図書館や研究図書館での勤務経験を活かして、中東・イスラーム地域研究資料の収集・整理・利用の促進という課題にも取り組んでいます。

経歴

東京外国語大学外国語学部中東語学科卒業
東京外国語大学大学院地域文化研究科博士前期課程アジア第三専攻言語文化コース修了
東京外国語大学大学院地域文化研究科博士後期課程地域文化専攻単位取得退学
修士(文学)
2004–2006年 在イラン日本国大使館専門調査員
2008–2010年 日本学術振興会特別研究員(東京外国語大学)
2010–2011年 東京外国語大学学術情報課(附属図書館)特定専門職員
2011–2016年 人間文化研究機構地域研究推進センター研究員(東洋文庫研究部イスラーム地域研究資料室勤務)
2016年–現在 現職

主要業績

「イスラーム地域研究資料の収集・整理・利用の課題と展望」『情報の科学と技術』  66巻1号, 2016年1月, 8-13.
「第3章 史料を探す、史料から学ぶ」三浦徹編『イスラームを学ぶ:史資料と検索法』山川出版社, 2013年11月, 58-87.
「アフマド・マフムード『隣人たち』の語りの戦略」『イラン研究』11号, 2015年3月, 59-75.
「ナーセル・ホスロウにおけるイスマーイール派思想:宇宙論と聖典解釈を中心に」小林春夫ほか編『イスラームにおける知の構造と変容:思想史・科学史・社会史の視点から』早稲田大学イスラーム地域研究機構, 2011年3月, 237-261.
「『神秘の開示』と『宗教の相』:ペルシア文学におけるクルアーンに対する二つの反応として」『古典期ペルシア語神秘主義テクストのデータベース化による文体論的研究』(平成16〜平成18年度科学研究費補助金基盤研究(B)研究報告書 研究代表者:藤井守男)2007年3月, 61-82.