冨澤かな 副部門長・特任准教授

研究テーマ

専門は宗教学。インドを中心とするオリエンタリズム問題、特に18世紀末のイギリス人のインド理解と宗教概念の展開、インドの英人墓地に見られる社会文化的変容、インドにおける近代的宗教概念の受容・形成・変容、などに興味を持っている。

経歴

1994年 東京大学文学部第一類(文化学)卒業(文学士)
1996年 東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究専攻宗教学宗教史学専門分野修士課程修了(文学修士)
2002-2005年 デリー大学文学部哲学科博士課程留学(カジュアルスカラー)
2007年 東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究専攻宗教学宗教史学専門分野博士課程修了(文学博士)
2007-2011年 東京大学大学院人文社会系研究科グローバルCOEプログラム「死生学の展開と組織化」特任研究員
2011-2014年 東京大学大学総合教育研究センター特任助教
2014年-現在 現職

主要業績

「「オリエンタリスト」のインド観に見る宗教と宗教史への視座」、市川裕、松村一男、渡辺和子編『宗教史とは何か(下巻)』リトン, 2009: 327–356.

「18世紀インドにおけるイギリス人の死の記憶―カルカッタの二つの場をめぐって」、池澤優、アンヌ・ブッシイ編『非業の死の記憶――大量の死者をめぐる表象のポリティクス』秋山書店, 2010: 203–221.

「普遍の語彙としての「スピリチュアリティ」――近代インドの用例をめぐる一試論」、鶴岡賀雄、深澤英隆編『スピリチュアリティの宗教史(下巻)』リトン, 2012: 331–358.

Kana TOMIZAWA (KITAZAWA) “Sympathy and Prejudice: Late 18th Century British “Orientalists” and Their Ambiguous Attitudes towards India.” Orient on Orient: Images of Asia in Eurasian Countries, Comparative Studies on Regional Powers. 13, Scientific Research on Innovative Areas “Comparative Research on Major Regional Powers in Eurasia,” Slavic Research Center, Hokkaido University, 2013: 133–144.

冨澤かな「「インドのスピリチュアリティ」とオリエンタリズム――19 世紀インド周辺の用例の考察」『現代インド研究』3, 2013: 49–75.