坪井祐司 特任研究員

研究テーマ

専門はマレーシア近現代史。マレー半島の多民族社会に関心を抱き、19世紀後半から独立までのイギリス領期における植民地行政に対する現地人からの働きかけやマレー語の出版活動を通じて、多民族社会のなかでマレー人という集団の枠組みが形成される過程を分析している。

経歴

1998年 東京大学文学部歴史文化学科東洋史学専修課程卒業
2000年 東京大学大学院人文社会系研究科修士課程(アジア文化研究専攻)修了
2000~2002年 マレーシア・マラヤ大学に留学
2007年 東京大学大学院人文社会系研究科博士課程(アジア文化研究専攻)修了
2007年~ 非常勤講師(國學院大學、立教大学、慶應義塾大学、神奈川大学など)
2014年~2017年 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所・研究機関研究員
2017年~ 現職

主要業績

坪井祐司「英領マラヤにおけるマレー人概念の土着化:スランゴル州におけるマレー人エリート層の形成」『東洋学報』93-2(2011)、pp.01-26。
Tsuboi Yuji, ‘The Malay Society During the Transition of the Selangor Administration in the Late 19th Century’, Sarjana (Journal of the Faculty of Arts and Social Sciences, University of Malaya) 29-1 (2014), pp.19-30.
坪井祐司「宗教の制度化、民族の制度化―1950年代前半のマラヤ政治と『カラム』の戦略」『マレーシア研究』3(2014)、pp. 29-46。
坪井祐司「1930年代初頭の英領マラヤにおけるマレー人性をめぐる論争:ジャウィ新聞『マジュリス』の分析から」『東南アジア 歴史と文化』45(2016)、pp.5-24。
坪井祐司・山本博之編『『カラム』の時代VIII:マレー・ムスリムの越境するネットワーク(CIRAS Discussion Paper No.68)』京都大学東南アジア地域研究研究所(2017)、77ページ。