研究テーマ
専門は韓国朝鮮の美術史。朝鮮時代の絵画史を社会的なコンテキストから研究することを目標にしている。最近は画像情報と言語情報の関係性に注目して研究を進めている。
経歴
- 2001年 京都府立大学文学部国際文化学科卒業(学士(文化学))
- 2003年-2004年 延世大学校言語研究教育院韓国語学堂留学(韓国国際交流財団フェローシップ)
- 2004年 京都府立大学大学院文学研究科国際文化専攻修士課程修了(修士(文化学))
- 2009年-現在 京都造形芸術大学非常勤講師
- 2017年 東京大学大学院人文社会系研究科韓国朝鮮文化研究専攻博士課程修了(博士(文学))
- 2017年-現在 現職
主要業績
- 「画員金弘道における士人意識の胚胎―『檀園図』が語るもの」『朝鮮学報』206、pp.61-98、2008年1月
- 「金弘道が見た光と影」『アジア遊学』120、勉誠出版、pp.86-95、2009年3月
- 「安堅」ほか42項目、『岩波世界人名大辞典』、岩波書店、2013年12月
- 「描かれた宴─一六世紀末朝鮮の遊宴の図像に関する一考察」『韓国朝鮮の文化と社会』13、pp.86-121、風響社、2014年10月
- 「朝鮮絵画における記憶のかたち―雅集の場の再現とその絵画化をめぐって」『韓国朝鮮の文化と社会』15、pp.53-90、風響社、2016年10月