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東京大学附属図書館アジア研究図書館
上廣倫理財団寄付研究部門
Uehiro Project for the Asian Research Library

【報告】アジア研究文献探索セミナー 「日本語と英語で収集する全アジア情報」編

【報告】アジア研究文献探索セミナー 「日本語と英語で収集する全アジア情報」編

報告:アジア研究文献探索セミナー
「日本語と英語で収集する全アジア情報」編

大学院生を中心に、学部生・教員・職員(図書系を含む)・特別研究学生の皆様にご参加いただきました。

2016年12月22日、U-PARLは、国立国会図書館関西館アジア情報課および情報システム部情報基盤課(学術情報リテラシー担当)の協力により、第4回目のアジア研究文献探索セミナー「日本語と英語で収集する全アジア」編を開催しました。

過去3回のアジア研究文献探索セミナーは、「中国語文献編」(第1回)、「中東・イスラーム研究文献編」(第2回)、「韓国朝鮮語文献編」(第3回)といずれも専門地域を限定した「文献」探索のセミナーでした。一方第4回目となる今回はやや趣向を変え、地域や主題を限定せず、現代のアジアに関する「情報」を「効率的に」収集するセミナーとして実施しました。

カテゴリー別のリンク集を用いることで、調査の漏れをなくすことができる。 該当地域の言語を使いこなせる場合も、リンク集を経由した検索は有効。

セミナーの前半部分では、国立国会図書館関西館アジア情報課でAsiaLinksの運営に携わる講師の田中福太郎氏から、日本語・英語で得られるアジア情報の種類や情報源の特徴、アジア言語で得られる情報の種類や特徴についてレクチャーが行われました。

AsiaLinksへのリンク

後半は、

  • 「中国の2013年~2015年の自動車販売台数を調べる」
  • 「インドネシアの都市別の電化率を調べる」
  • 「韓国の法令MOTOR VEHICLEMANAGEMENT ACTを調べる」

という3つの課題が実習形式で行われました。

インドネシアの都市別の電化率を調べる」課題にチャレンジするU-PARLスタッフ。 インドネシア中央統計庁のウェブページにアクセス中。

参加者の皆様、3つの課題は制覇できましたでしょうか。ご自身の研究テーマの幅を一回り広げるために、また卒業・修了後にアジア情報を探索する際に、アジア関係の業務の質の向上のために、今回ご紹介した情報源をご活用いただければ幸いです。

U-PARL特任研究員
澁谷