U-PARLで2021年5月に導入したMyanmar Book Centre (MBC) Membership Programmeについて解説します。
【概要】
Myanmar Book Centre (MBC) Membership Programmeはミャンマーで最初の学術関係オンラインデータベースです。1995年に設立されたミャンマーの輸出入書店Myanmar Book Centreによって提供されています。
このデータベース(Membership Programme)では、
- ・Articles from Journal of Burma Research Society (1911-1977)
- ・ミャンマー伝統写本コレクション(Collection of Myanmar Traditional Manuscripts)
- ・独立以後に刊行されたミャンマーの歴史・文化・考古学・文学に関する記事データベース(Articles of Selective works on Myanmar history, culture, archaeology and literature after independence Database)
- ・電子書籍(Electronic Books)
- ・デジタル化された新聞記事(Digitised newspapers)
- ・ミャンマーの古い絵画の折畳本(Old Myanmar Illustrated Parabaiks)
- ・ビルマの雑誌The Guardian(Burma‘s National Magazine)
- ・ビルマ地誌(Burma Gazetteers)
の各セクションの本文のみご利用が可能です。
上記の通り、利用できる内容は多岐にわたりますが、とくに注目に値するものに、「デジタル化された新聞記事(Digitised newspapers)」のセクションがあります。
このセクションでは、Thuriya (The Sun)、Hantharwaddy、New Burmaなど、ミャンマー国内で発行された新聞の一部を読むことができます(ビルマ語(ミャンマー語)版または英語版が収録されています)。またミャンマー情勢も混迷の度合いを深めています。ミャンマーに興味をお持ちの方はぜひご利用ください。
【使い方と注意喚起】
・詳しい使い方は、附属図書館ウェブサイト「データベース一覧」から、「Myanmar Book Centre (MBC) Membership Programme」のページをご覧ください。
・上記ページに、「Myanmar Book Centre (MBC) Membership Programme利用マニュアル」(https://www.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/manual/MBC_manual.pdf)を記載しています。必ず一読の上、ご利用ください。
・トップページおよび各セクション画面右側に表示される、MBC Search, Search(Basic Search、Advanced Search)を利用しないでください。
・検索は、各セクションに入った後、左側に表示される検索画面をご利用ください。
【アクセスについて】
◉ 学内からアクセスする場合
学内ネットワークに接続されているコンピュータから前述「Myanmar Book Centre (MBC) Membership Programme」のページにアクセスし、水色の「利用する(英語版ではAccess to Database)」ボタンをクリックしてください。
◉ 学外からアクセスする場合
学外からMyanmar Book Centre (MBC) Membership Programmeを利用するには、EZproxy(イージープロキシ、東京大学が契約している電子リソースを学外から利用するためのサービス)経由でご利用ください→詳しくはこちら。
(2021年5月25日、2022年2月10日修正、3月29日修正、4月14日修正)