2022年3月20日、須永恵美子特任研究員が執筆に加わった『教育からみる南アジア社会』が玉川大学出版部より発行されました。
須永恵美子特任研究員は、第Ⅲ部「言語―階層・国家・グローバリゼーション」より第17章「多言語国家パキスタンにおけるウルドゥー語教育の選択」(p.124-130)、第Ⅳ部「教育と市民形成の諸相―国家と社会のかかわり」より第25章「パキスタンにおける学校教科書のなかの多文化共生」(p.188-196)を執筆しています。
多言語社会であり、かつ英語教育が熱心なパキスタンにおける国語教育や、近年着目されるようになったマイノリティ教育について語っています。
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「文化的・社会的多様性を抱える南アジア諸国における教育は、グローバル化が進む世界のなかで新たな課題に直面している。様々な分野を専門とする21名の執筆陣が、国家、市民組織、宗教、民族、カースト集団、女性、障がい児、貧困層など、多様なアクターの視点から教育の実情をとらえ、その意義や問題点、そして展望を探る」
『教育からみる南アジア社会 交錯する機会と苦悩』
押川 文子 (監修) 小原 優貴・茶谷 智之・安念 真衣子・野沢 恵美子 (著、編集)
出版社 : 玉川大学出版部
ISBN-13 : 978-4472406225
March 22, 2022