南シベリアに住む少数民族ショルの言語ショル語はいま、消滅の危機にさらされています。
U-PARLのアクマタリエワ・ジャクシルク特任研究員は、日本ではほとんど知られていないこの民族と言語について、ひいては世界の消滅危機言語について日本の人々にも思いを致してもらおうと、ショル人作家アルバチャコワ・リュボフ・ニキトブナ氏と交流し、その作品を提供してもらいました。
そして昨5月1日、ショル人作家の作品を通じ、ショルの生活、文化、思想を味わっていただくための展示会「絵と詩 少数民族ショルのこころ」がついに開幕しました。
会場にはメッセージボードもあり、絵と詩への感想や、アルバチャコワ氏へのメッセージなどを残すこともできます。
会場は総合図書館1階展示スペースで、学内外を問わずどなたでも無料で入場できます。
会期は6月15日までの1か月半です。さまざまな方々にお越しいただき、ショルの人々に思いを馳せていただければと思います。
イベント詳細は→ https://u-parl.lib.u-tokyo.ac.jp/japanese/exhibition20250501
2.May 2025