【DIGITAL LIBRARY】中華経典古籍庫

はじめに

このたびU-PARLは「中国基本古籍庫」に続く大型漢籍データベースとして「中華経典古籍庫」を導入しました。

「中華経典古籍庫」は、中国の中華書局をはじめとする出版社がこれまで出版してきた中国古典籍(漢籍)整理本をフルテキスト電子化したもので、整理本の全文テキストデータと版面画像データを収録しています。以下、その概略をご紹介します。

 

中華経典古籍庫とは

「中華経典古籍庫」は中国の中華書局をはじめとする出版社が手がけた漢籍整理本(版本の内容に基づき句読点、注解、校訂記録などを付して活字化した洋装本)の成果を反映したもので、第4期までで総1274タイトルを収録しています。

収録規模
第1期:『史記』『漢書』『周易集解纂疏』『春秋左傳詁』『白虎通疏證』『潛夫論箋校正』『李太白全集』『杜詩詳注』『柳宗元集』など294点を収録。
第2期:『周易本義』『周易函書』『東觀漢記校注』『越絶書校釋』『中説校注』『朱子語類』『元好問詩編年校注』『戴震文集』など137点を収録。
第3期:「康有爲學術著作選」をはじめ、『元豐九域志』『太平寰宇記』『洞玄靈寶三師記』『道德經注釋』『屈原集校注』『建安七子集』など438点を収録。
第4期:中華書局刊『樊山政書』『祖堂集』『國榷』をはじめ、天津古籍出版社の『三十國春秋輯本』『山海經考釋』、齊魯書社の『補宋書刑法志』『六祖壇經箋注』、華東師範大學出版社の『復堂詞』『竹窗隨筆』など405点を収録。

 

中華経典古籍庫に収録されている資料リストは、東方書店HP(https://www.toho-shoten.co.jp/er07/chukakeiten.html)に掲載されていますので、あわせて御覧ください。

このデータベースの主な機能として、下記の5点が挙げられます。

⑴ 検索:「全文検索」「書刊検索」「異称関連検索」「あいまい検索」の4つの検索機能を備え、「異称関連検索」では、繁体字・簡体字、異体字の連想検索の他に、人名や地名の異称、別号、謚号などでも自動検索が可能です。

⑵ 編集:コメント付加機能を備えています。アカウント登録すれば、再ログインするたびに以前の情報を引き継ぎ、更新することができます。

⑶ 表示:原版の版面画像とテキスト本文とがページごとに対照して表示できます。

⑷ 自動引用文生成:本文からコピーを実行した場合、自動的に文献の出典情報が添加されます。

⑸ 専名詞庫:人名、篇目、事件、地点、職官、紀年などの専用データベースです。

その他の具体的な特徴はこちらをご覧ください。

 

中国基本古籍庫との相違点

「中華経典古籍庫」は、漢籍のテキストデータベースであるという点でU-PARLが先に導入した「中国基本古籍庫」と共通していますが、収録書の点数において「中国基本古籍庫」は1万種、「中華経典古籍庫」は1274種と、規模が異なります。

また、「中国基本古籍庫」は前近代の伝統的な印刷術によって出版された優良な版本のテキスト・画像をそのまま提供しています。原典に即した研究に向いていますが、句読点など読解に役立つ情報は一切付けられていません。

一方「中華経典古籍庫」は、近代的印刷術によって出版された整理本(校訂本)に基づいており、句読点や校訂記録、近現代の学者による注釈なども附随していて、読解に便利です。本文理解の利便性という点で、「中華経典古籍庫」の価値は高いといえるでしょう。「中華経典古籍庫」は利用者のテキストに対する深い理解を助ける句読、注解、校訂、高い検索機能、コメント機能を備えており、これらは「中国基本古籍庫」にはない長所となっています。

 

利用方法

【学内限定】こちらよりお入りください。

【注意】同時アクセス数は2です。 終了時はログアウト(データベース画面の×ボタンまたはホームボタンをクリック)してください。

サーバーの入り口の画面。