【世界の図書館から】ホーチミン市総合科学図書館

ホーチミン市総合科学図書館
Thư viện Khoa học Tổng hợp Thành phố Hồ Chí Minh
General Sciences Library of Hochiminh City

ホーチミン市総合科学図書館

U-PARL特任研究員
澁谷由紀

ホーチミン市総合科学図書館はベトナム南部ホーチミン市の最大規模の図書館である。筆者は2004年から2009年にかけて閲覧利用をした経験を持ち、2019年12月に再訪する機会を得た。そこで得た情報について共有したい。

◎来歴
ホーチミン市総合科学図書館は現在ホーチミン市立の図書館であるが、フランス植民地期にコーチシナ(南部ベトナム)の中央図書館として生まれ、南北分裂国家時代に「南ベトナム」の中央図書館となり、南北統一後も一時期、統一政権であるベトナム社会主義共和国の国家図書館の分館であったという歴史を持つ重要な図書館である。このような来歴はホーチミン市総合科学図書館のコレクションのみならず、サービス体制に大きな影響を与えている。以下、主に菅野賢治氏の研究にしたがって来歴をふりかえってみたい。

仏領期のベトナムはアンナン(北部ベトナム)・トンキン(中部ベトナム)・コーチシナ(南部ベトナム)の3地域(邦)に分割統治されていた。この中でもコーチシナは、アンナン・トンキンに先行して、19世紀半ばに植民地化されるわけであるが、フランスはベトナム南部植民地化直後の1868年、サイゴン(現ホーチミン市中心部)に(フランス)提督図書館(Bibliothèque des Amiraux)を開設した。この提督図書館がホーチミン市総合科学図書館の起源である。その後、提督図書館は1882年に公共図書館として開放され、1902年にはコーチシナ政庁図書館(Bibliothèque du gouvernement de la Cochinchine)、1921年にはサイゴン図書館(Bibliothèque de Saigon)、コーチシナ図書館(Bibliothèque de la Cochinchine)へ改組された(菅野 2004: 68)。要するに、植民地期において、現在のホーチミン市総合科学図書館はコーチシナの中央館であった。

1945年にベトナムはベトナム民主共和国として独立するが、1940年代後半から1975年までの間、ベトナム南部の政治情勢は混乱を深め、サイゴンを首府とするいくつかの親仏・親米政権が生まれるが、仏領期のコーチシナ図書館はそれらの政体の中央図書館として引き継がれていった。名称は1946年に南圻図書館(Thư viện Nam)kỳ)、1949年に南部図書館(Thư viện Nam phần)、1957年に南ベトナム図書館(Thư viện Nam Việt)、1959年に(ベトナム共和国=「南ベトナム」の)国家図書館(Thư viện Quốc gia)と時代に応じて変わっていった(菅野 2004: 68)。

以上歴史の中で特筆すべきことは、1954年のジュネーヴ協定(インドシナ休戦協定)の結果、1919年にハノイに設立されたインドシナ中央図書館(Bibliothèque centrale de l’Indochine、仏領インドシナの中央図書館)に起源をもち、1945年のベトナム民主共和国の成立とともに国家図書館(Quốc gia Thư viện)に、1953年に総合図書館(Tổng Thư viện)と改称された図書館、すなわち現在ベトナム国家図書館となっている図書館の蔵書が、大量に南部に運ばれ、1972年に(ベトナム共和国=「南ベトナム」の)国家図書館に吸収されたことである。この「図書館の大移動」について詳細は明らかではないが、ハノイで収集された文化遺産が現ホーチミン市総合科学図書館に流れ込んでいると考えられる(菅野 2004: 67, 70-72)。

1975年になるとベトナム戦争が終結し、翌1976年に南北が統一して現ベトナム社会主義共和国が誕生する。統一後は1978年までに国家第二図書館(Thư viện Quốc gia II)となり、文化省の所管に属した。1978 年、ホーチミン市人民委員会決定によってホーチミン市総合科学図書館に改称され、ホーチミン市文化・スポーツ局が所管する図書館となり、現在に至っている(Thư viện Khoa học Tổng hợp Thành phố Hồ Chí Minh 2019a)(Lam Điền 2018)。

◎提供サービス
ホーチミン市総合科学図書館の最大の特徴は、省レベルの公共図書館であると同時に、いわば、ハノイにあるベトナム国家図書館(参照http://u-parl.lib.u-tokyo.ac.jp/archives/japanese/world-library33 , (南 2020))の分館のような役割も果たしているという点である。この背景には、前述のとおりの複雑な来歴があることは疑いえない。

まず、公共図書館としての役割について述べれば、ホーチミン市総合科学図書館は閲覧サービスとともに貸出サービスを活動の柱に位置付けている。貸出サービスには、郵送や自動車図書館を利用した来館困難者向けアウトリーチサービスも含まれる[註1]。利用の際には図書の価格に30,000ドン(約138円)を加えた料金がデポジットとして必要である(Thư viện Khoa học Tổng hợp Thành phố Hồ Chí Minh 2019b)[註2]。南部各また南部各省の図書館への支援も活動の一環であり、これは日本の都道府県立図書館の市区町村立図書館への支援制度と類似する(Thư viện Khoa học Tổng hợp Thành phố Hồ Chí Minh 2019a)。

一方、ベトナム国家図書館と類似するサービスとしては、納本制度や購入、寄贈による出版物の収集がある[註3]。ホーチミン市総合科学図書館はホーチミン市情報・通信局から受贈したホーチミン市に納本された出版物、国内外の大学の学部卒業論文や博士論文の複製を受け入れている。

OPACで著者が調査した結果によれば、2020年4月17日時点で、「博士論文・修士論文(Luận án, luận văn)」という件名(Tiêu đề chủ đề)が付けられた資料の所蔵数は 総計19,089タイトルにのぼる。このうち最も古い論文は1922年であり、1975年以前の論文もわずかに所蔵されているが、大多数は1990年以降のものである(2018年は504タイトル、2019年は468タイトルである)。注目すべきことは、これらの論文が、必ずしも南部の大学のものばかりではないということである。学位授与機関のうち、一番タイトル数が多いのはベトナム国家大学ホーチミン市校傘下の人文社会大学であるが、ベトナム国家大学ハノイ市校傘下の人文社会大学や、ハノイ師範大学、国民経済大学、ホーチミン国家政治学院等の論文も多く所蔵されている。一方、ホーチミン市を除く南部各省に存在する高等教育機関の論文の所蔵数はわずかである[註4]。ハノイに出なくてもハノイの研究機関の論文を閲覧できるというのは、外国人ベトナム研究者にとって便利である。

なお、ホーチミン市総合科学図書館はCIPデータの作成サービスも提供している。CIP(Cataloging In Publication)とは、図書を出版する際に予め作成した書誌データあるいはその元情報を標題紙裏面などに印刷することである。このサービスは図書館がCIPデータの作成を請け負う代わりに、出版社は1タイトルあたり、2冊を納本するか、30,000ドン(約138円)を収めるというものである。これまでに若者出版社(Nhà xuất bản Trẻ)、 ホーチミン市文化文芸出版社(Nhà xuất bản Văn hóa Văn nghệ Tp.HCM)、ホーチミン市総合出版社(Nhà xuất bản Tổng Hợp Tp.HCM)、フーンナム社(Nhà sách Phương Nam)、ホーチミン市ハノイ社(Nhà Sách Hà Nội Tp.HCM)から作成を受諾している(Thư viện Khoa học Tổng hợp Thành phố Hồ Chí Minh 2019c)。

◎所蔵資料と利用方法(一般資料)
資料は開架資料、書架資料に分けられる。2016年以降に受入された資料は開架フロアに配架され、2016年以前に受入された資料は書庫に配架される。所蔵資料は開架資料16,000タイトル/30,000点(うち、または加えて3,000弱タイトル/4000点が外国語資料)、書庫資料約376, 340点である(Thư viện Khoa học Tổng hợp Thành phố Hồ Chí Minh 2019d)[註5]。ベトナム社会主義共和国時代に入ってから発行された南部を主題にした研究書については、相当網羅的に所蔵していると思われ、開館時間の長さや手続きの容易さという点で、ベトナム南部を対象にした研究者にとっては非常に使いやすい図書館である。

書庫資料を利用する際は、閲覧希望票と利用証(またはパスポート)をカウンターに提出すると、スタッフが出納してくれる。書庫資料の出納受付は7:30~19:00であり、土日に利用する場合は予約が必要である(Thư viện Khoa học Tổng hợp Thành phố Hồ Chí Minh 2019d)。

2019年12月28日現在、外国人が閲覧利用する場合、パスポートを持参すれば利用証は不要である(外国人の場合、利用者証を申請できるのは居住者に限られる)。利用証を申請手続きは下記のとおりである。まず、ウェブサイト上(http://phucvu.thuvientphcm.gov.vn/Patron/Register)で登録フォームに従い必要事項を入力し、登録(Đăng ký)する。登録フォームは英語も併記されている。登録すると「通知!!!(Thông Báo!!!)」の画面に遷移し、利用者証登録番号が赤字で示されるので、その番号を控えて10日以内にカウンターに写真撮影や手数料納付といった手続きを行う。

通知画面

◎所蔵資料と利用方法(特殊資料)
ホーチミン市総合科学図書館が南北分断国家時代に南ベトナムの国家図書館であったことは既に述べた。この来歴のため、ホーチミン市総合科学図書館には「制限資料(Tài liệu Hạn chế)」と呼ばれる特殊コレクション、すなわち「南ベトナム」時代に発行された膨大な資料が所蔵されている。

「制限資料(Tài liệu Hạn chế)」コレクションは、現在「漢喃室(Phòng Hán Nôm)」に所蔵されている。「漢喃室」は2つのコレクションから成り立っており、そのうち一つは漢喃資料コレクションで、所蔵数は約1,000点である。漢喃資料の利用は原則として漢喃資料を読むことができる読者に限られる。もう一つのコレクションは「制限資料」コレクションで、総量は67万4,237 点、その内訳は、 図書18,752 点、新聞・雑誌4,210タイトル/57万971点、地図789 点、官報69タイトル/74,832点、楽譜5,085点、(ベトナム国期・ベトナム共和国期の)国家行政校・国家行政学院の論文(Luận văn Quốc gia hành chính)3,808 点である。漢喃室は月曜~木曜の7:30~19:00、土曜の9:00~17:00のみ開室である。「制限資料」コレクションの利用には、「内容・テーマ・研究期間を明記した所属機関の公文」が必要である。公文のフォーマットはホーチミン市総合科学図書館ウェブサイト上で公開されている。(Thư viện Khoa học Tổng hợp Thành phố Hồ Chí Minh 2019e)。

2019年12月の時点で、著者は「漢喃室」を利用していないため、「公文」の発行元がベトナム国外の研究機関であっても受理されるのかどうかは未確認である。しかしながら、ウェブサイト上で公開されているフォーマットは純ベトナム式であることから、発行元はベトナム国内の研究機関に限定されているように思われる。かつて閲覧手続きの煩雑さで知られたベトナム国立第二公文書館でさえ、2019年12月の時点でベトナム国外の研究機関の紹介状を持って行けば閲覧させてもらえることを考えると、ホーチミン市総合科学図書館の「制限資料(Tài liệu Hạn chế)」は依然として閲覧手続きのハードルの高いコレクションだといえる。実際に利用された方は著者まで情報をお寄せいただきたい。

◎カタログ・目録
オンライン蔵書目録(OPAC)上では声調記号なしで検索が可能である。詳細検索(http://phucvu.thuvientphcm.gov.vn/Search/SearchAdvanced)が一番使いやすい。

表記されている用語の日本語訳の一部は次の通りである。ベトナム全般およびホーチミン市総合科学図書館の目録作成ツールについては、木村麻衣子氏の論稿をあわせて参照いただきたい(木村 2015)。

OPAC検索画面

・部分一致検索(Chứa )
・完全一致検索(Chính xác)
・前方一致検索(Bắt đầu bằng)
・後方一致検索(Kết thúc bằng)

・ロケーション(Mọi trường)
・書名(Nhan đề)
・著者名(Tác giả )
・出版社・出版者(Nhà xuất bản)
・キーワード(Từ khoá):「件名」ではない。
・DDC分類(DDC):
・件名(Tiêu đề chủ đề)
・言語(Ngôn ngữ):言語コードで入力するようである。
・叢書(Tùng thư)
・学位論文の分野(Chuyên ngành luận án)

◎デジタル資料
ホーチミン市総合科学図書館はデジタルライブラリー(Thư viện số, http://thuvienso.thuvientphcm.gov.vn/index.html)上でデジタル化された資料の公開を積極的に進めている。資料の公開点数は明らかでないが、試しにキーワードに「Saigon」と入れて検索してみると、1,534件がヒットし、発行年は1812年から2017年であること、仏領期の地誌や「南ベトナム」時代の図書が多く公開されていることがわかる。続いて「Việt Nam」というキーワードを入れて検索すると、4,224件がヒットし、発行年を見ると近年の博士論文が多く公開されていることがわかる。デジタルライブラリーではオンライン閲覧とダウンロードが可能である。

デジタルライブラリーのトップページ

デジタルライブラリーのオンライン閲覧画面

オンライン閲覧とダウンロードが可能な範囲は資料によって異なる。著者がいくつかの近年の博士論文について調査したところ、全文のオンライン上での閲覧はデジタルライブラリーのアカウントを作成しなくても可能な論文が多いようで、このご時世に大変ありがたい。ダウンロードについては、博士論文の場合、可能な範囲は全体の5%以下と規定されており、ダウンロードされるPDFファイルに含まれている内容は、標題紙、謝辞、目次、図表一覧のようである。一方、「南ベトナム」時代の図書は多く「公開」されているものの、オンライン閲覧にはアカウントの作成とログインが必要のようで、ログインした場合もすべての資料にアクセスできるわけではない。とはいえ、日本にいながらにして書誌情報まではわかるというだけでも調査時間の大幅な短縮につながるわけで、かつては「制限資料室(現「漢喃室」)」の中の目録カードボックスの横でノートをとっていたことを考えれば、これも大変ありがたいものである。

◎サブジェクト・ライブラリアン
図書館員の養成制度については不明である。ホーチミン市総合科学図書館はかなり特徴的なレファレンスサービスを行っているため、ここではレファレンスサービスについて述べる。ホーチミン市総合科学図書館はレファレンスサービスを有料で提供している。情報探索の場合、料金は200,000~500,000ドン(約921~2,303円)と相当高額である。リクエストに従った文献リストの提供、資料の全文提供、資料の要約、図書、学位論文、論文、研究テーマのための「参考文献リスト」の作成等のサービスも有料で提供している。利用する場合は申込用紙をダウンロードし、電子メールで提出する。ホーチミン市総合科学図書館のウェブサイトには、これらのサービスの成果物として、『カントー省地誌目録』『1968年-戊申年春総攻撃・蜂起(テト攻勢)50周年記念目録(図書・新聞・雑誌)』等の目録類が、またサービスの「顧客」として、ホーチミン市美術館、統一会堂、ダナン総合科学図書館、アンザン省図書館、ベトナム国会大学ホーチミン市校人文社会大学等ベトナム南部の諸機関のほか、ベトナム文学研究者チャン・チョン・ダン・ダン(Trần Trọng Đăng Đàn)とベトナム史研究者グエン・ディン・ダウ(Nguyễn Đình Đầu)という二人の著名な研究者の名前が掲載されており、積極的に宣伝活動を行っていることがうかがえる(Thư viện Khoa học Tổng hợp Thành phố Hồ Chí Minh 2019f)。

前述のCIPデータの作成サービスも考え合わせると、ホーチミン市総合科学図書館は目録業務に力を入れると同時に、とくに地域資料については資料の内容まで踏み込める専門性をレファレンス担当の職員に対して求めているようである。

また、「漢喃室」が存在することは前述したとおりであるが、ホーチミン市総合科学図書館は漢喃文献のベトナム語訳サービス、ラテン文字翻字サービスを有料で提供している。料金は資料の種別ごとに異なり、例えばベトナム語訳だと、家譜(族譜)は1ページにつき100,000ドン(約460円)、黎朝期の勅封(神勅)は1件300,000ドン(約1,382円)といった具合である(Thư viện Khoa học Tổng hợp Thành phố Hồ Chí Minh 2019g)。現在のベトナムでは特別に漢字・字喃教育を受けた者以外、直接的に漢字と字喃で書かれたテキストを利用することはできないため、このサービスは相当に専門的なサービスと言える[註6]。

公共図書館の一部サービスの有料化と図書館員との関係について考える場合、以上のようなホーチミン市総合科学図書館のとりくみは興味深い。

◎その他
ホーチミン市総合科学図書館の建物はベトナム建築史上の名作として知られている。この建物は1967年にグエン・フー・ティエン(Nguyễn Hữu Thiện)とブイ・クアン・ハイン(Bùi Quang Hanh)という建築家によって設計された。縦長の書庫棟と横長の閲覧・事務棟が組み合わさって構成されていること、閲覧・事務棟の正面には風を通す壁で囲まれたベランダが設置され気候に合致していること、モダンな様式にもかかわらず鳳凰のような東洋風のモチーフが装飾に用いられていることが特徴である(Lê and Dovert 2004: 216-217)。このベランダのもたらす通風効果はすばらしく、現在も現役である(著者が2019年12月に訪問した際、2Fの大閲覧室で空調は使用されていなかった)。

風通しのよいベランダ

なお、周囲には、同じく1960年代の代表的建築物である統一会堂(1965年落成)のほか、ホーチミン市人民裁判所(1881年~1885年建設)、ホーチミン市博物館(1885年~1890年建設)、ホーチミン市人民委員会庁舎(1909年落成)など、フランス植民地期の名建築が目白押しである。ホーチミン市総合科学図書館の中庭にはカフェもあるので、旅行者の方も気軽に訪れてほしい。

案内板に映り込んだホーチミン市人民裁判所と緑豊かなカフェ

<註>

[註1]ベトナムの省レベルの図書館については(大野 2012)を参照。
[註2]なお、2019年11月時点で、ベトナム国家大学ハノイ校人文社会大学の学生食堂の定食は1食20,000ドン(約92円)であった。
[註3]ベトナムの納本制度については(齊藤 2014)を参照。
[註4]たとえば件名「博士論文・修士論文」「人文社会大学(Trường Đại học khoa học xã hội và nhân văn)」で検索すると758件がヒットする。そのうち著者が「(ベトナム国家大学)人文社会大学(ホーチミン市)(Trường Đại học Khoa học xã hội và Nhân văn (T.P. Hồ Chí Minh) )」であるのは556件、「(ベトナム国家大学)人文社会大学(ハノイ)(Trường Đại học Khoa học Xã hội và Nhân văn (Hà Nội))であるのは 42件である。
[註5]一方、OPAC上で書名に何も入れずに検索すると、52万1,727レコードがヒットする。図書・雑誌あわせた総点数を70万点、閲覧席数は500、1か月の利用点数は9万4,571点とする資料もある(Thạch Phương and Lê Trung Hoa 2001: 702)。
[註6]ベトナムにおける漢字・字喃教育の歴史と現状については(グエン 2011)を参照。

<参考文献>

ホーチミン市総合科学図書館ウェブサイト

http://www.thuvientphcm.gov.vn(ベトナム語)
http://www.gslhcm.org.vn(ベトナム語)
*日本語、ラオ語、英語、韓国語、中国語(簡体字)に自動翻訳される。

住所: 69 Lý Tự Trọng, Phường Bến Thành, Quận 1, Tp. Hồ Chí Minh, Vietnam

電話:+84-28-3-8-225055

Email: thuvientphcm@thuvientphcm.gov.vn

アクセス
ホーチミン市中心部1区、ベンタイン市場近くのリートゥーチョン(Lý Tự Trọng)通りとナムキーコイギア(Nam Kỳ Khởi Nghĩa)通りの角にあり、アクセスは容易である。
市バス44系統4区河港‐ビンクオイ(Cảng Quận 4- Bình Quới)のバス停 [Q1 108] 総合科学図書館(Thư Viện Khoa Học Tổng Hợp)下車徒歩すぐ。
バスは8~15分間隔の運行。

開館時間
月曜~木曜7:30~19:00
土曜~日曜9:00~17:00
金曜日と祝日は休館
*「漢喃室」等は本文参照のこと。
*新型コロナウィルス感染拡大防止のため、2020年3月28日から期間未定で閉館していたが、2020年4月27日以降児童室(S. hub Kids)以外開館となり、2020年5月25日からサーボスは平常に戻っている。

入館・閲覧に必要なもの
一般資料の閲覧利用の場合はパスポートを持参する。「漢喃室」等は本文参照のこと。

(2020年7月13日)