田中あき特任研究員が、博士論文をもとにした単著『消された作家カイ・フン―植民地主義・民族主義に抗う「小さな物語」 』 (松籟社)を上梓します。4月15日に店頭にて販売が開始、現在アマゾンでは予約受付中です。詳しくはこちらのページをご覧ください。
【目次】
序論にかえて ベトナムの植民地的近代を生きた作家カイ・フン
第一部 自力文団と文団を支えたカイ・フン
第一章 自力文団
第二章 「間(あいだ)」のひと、カイ・フン
第三章 カイ・フン文学に対する評価(一九三〇年代から二〇二〇年代)
第二部 カイ・フン後期作品を読む(1938-1946)
第四章 植民地主義/国民国家の幻想からの解脱──『ハィン』と『幼き日々』──
第五章 失われた「読み解き」の鍵──投獄経験から生まれた『清徳』──
第六章 全体主義への警告──日仏共同支配期の児童書『道士』を読む──
第七章 敵/味方の垣根を乗り越える(1)──植民者を描いた二作品──
第八章 敵/味方の垣根を乗り越える(2)──「内戦」を描いた「月光の下で」──
終 章 コロニアル状況におけるナショナルな苦悶
付録
付録1 ベトナムにおけるドストエフスキー受容
付録2 『清徳』梗概
付録3 『道士』梗概
付録4 「月光の下で」抄訳
付録5 年表
付録6 カイ・フン著作リスト
付録7 『ベトナム』『正義』に掲載されたカイ・フンの文学作品
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消された作家カイ・フン
田中あき 著
松籟社刊
四六判・488ページ
定価 3,800円+税
発売日:2025年4月15日
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4.Apr.2025