
開催趣旨
現在我々が迎えつつある未来は、様々な意味で人間と人間の関係が問い直される時代となりつつあります。革新を続ける情報技術の進歩は、人と人をむすぶ情報のあり方を塗り替えつつある一方で、世界は様々な局面で分断が進み、もう一度紛争の時期に入っているかのようです。
東京大学附属図書館アジア研究図書館上廣倫理財団寄付研究部門(U-PARL)は、未来社会の人の生き方を考えるプロジェクト「文理融合・東西融合フォーラム」を行っています。Society5.0と呼ばれるデジタル化が進んだ社会とは、サイバー空間とフィジカル空間が高度に融合することで社会課題への解決が求められる一方で、人間がいかに生きるべきかがもう一度問われる時代でもあります。U-PARLは、東京大学附属図書館があらゆる智と人の邂逅するハブであることを活かし、人の生き方という問いに対して、現代のヨーロッパ世界とアジア世界との価値観の融合や、文系・理系の学問を超えた融合という角度からアプローチすることを試みています。
本イベントでは、U-PARLの2025年度テーマ「Society5.0における人のつながり」の成果をもとにフロアを巻き込んだ討論を交え、言語・政治・文化・技術といった多様な側面で人と人、思考と思考がいかにつながるかを考えてゆきます。
開催概要
【開催日時】 2026年3月14日13:00~17:00
【会場】 伊藤国際学術研究センター中教室(定員40名)
【オンライン】 YouTube限定配信あり
※会場、オンラインともに要事前申込、参加無料
【登録フォーム】 https://forms.gle/pLMwRGzEJqbbXq4K8

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プログラム
13:00 開会の辞 六反田豊(U-PARL部門長)
第一部 デジタル化が生む研究や社会の新たなつながり (13:10~14:40)
13:10 基調講演「思想と身体―文理融合・東西融合の価値」坂井修一(東京大学附属図書館長)
13:40 話題提供「第三期U-PARLの試み」
「デジタル技術がつなぐ人文研究者―IIIFとTEIで共有するテキスト研究」荒木達雄(U-PARL特任研究員)
「境界を越える「ことばのアーカイブ」」アクマタリエワ・ジャクシルク(U-PARL特任研究員)
「描くという行為を記録する―カンボジアの子どもたちの景観画にみる身体・記憶・デジタル化」田中あき(U-PARL特任研究員)
「人々の「繋がりのかたち」を可視化する―東北アジア学術資源データマップが拓く多文化共生社会」中井勇人(U-PARL特任研究員)
14:20 ディスカッション(ディスカッサント:一色大悟(U-PARL特任准教授・副部門長))
14:40~15:15 ティータイム
第二部 コミュニティと平和のこれから (15:15~16:45)
15:15 講演「平和をつくる―農からの視点」鴨下顕彦(東京大学農学生命科学研究科・教授)
15:45 講演「移民がつなぐ記憶と未来―多様性にたじろがぬ生き方のために」黒木英充(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所・教授)
16:15 ディスカッション(ディスカッサント:古橋大地(青山学院大学地球社会共生学部・教授))
16:45 フォーラム総括 山田理絵(東京大学大学院総合文化研究科附属共生のための国際哲学研究センター(UTCP)上廣共生哲学講座・特任助教)
16:55 閉会の辞 高橋美保(U-PARL副部門長)
総合司会:太田絵里奈(U-PARL特任助教)
16.Feb.2026
