『日本パンダ保護協会20周年記念誌 語るパンダ』が刊行されました。6月12日より上野エリアで先行発売中で、全国発売は6月20日からです。
本書には荒木達雄U-PARL特任研究員が「ヒキュウか?バクか?中国文献に隠れたパンダを探す」を寄稿しています。
中国文献学とパンダとのコラボレーションをお楽しみください。
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日本パンダ保護協会 編著
パンダへの思いの歴史—私たちはパンダをどのように見てきたのか・・・・・・黒柳徹子(日本パンダ保護協会名誉会長)
1章「アイドル」化するパンダ―シャンシャンという存在
シャンシャンの誕生秘話・・・・・・渡部浩文(多摩動物公園園長)
動物の見分けからのパンダ考・・・・・・成島悦雄、はな、土居利光(日本パンダ保護協会)
シャンシャン、中国に帰る。・・・・・・大橋直哉(上野動物園教育普及課長)
なぜ人々はパンダ返還に心乱されるのか・・・・・・皆川幸希(東京女子大学)
2章「研究」されるパンダ―ちょっと不思議な生き方
淘淘、故郷に帰る・・・・・・張明春、黄炎、周世強、黄金燕(中国ジャイアントパンダ保護研究センター)
飼育下パンダの個体特性が野生復帰後の生存に及ぼす影響・・・・・・周暁、曽昌霞、黄炎、黄金燕、周世強、張和民、李徳生(同)
繁殖戦略と採食行動の相互メカニズム—エネルギー・・・・・・周世強(同)
発情期におけるパンダの音声相互コミュニケーション・・・・・・徐夢、王志鵬、劉定真、魏栄平、張桂全、張和民、周小平、李徳正(同)
パンダの着床遅延を考える・・・・・・廣田敦司(元上野動物園パンダ班班長)
汶川大地震がパンダ生息地に及ぼした影響と回復対策・・・・・・申国珍、謝宗強、馮朝陽、徐文婷、郭柯(同)
3章「文化」に息づくパンダ―魅了するパンダか、空気のようなパンダか
パンダの居ない、パンダの美術史・・・・・・清水眞澄(三井記念美術館館長)
ヒキュウか?バクか?中国文献に隠れたパンダを探す・・・・・・荒木達雄(東京大学附属図書館アジア研究図書館上廣倫理財団寄付研究部門特任研究員)
新聞記事から見たパンダの歴史・・・・・・土居利光(日本パンダ保護協会会長)
4章「社会」に根づくパンダ―パンダへの憧憬
パンダと「政治」の歴史と現在・・・・・・家永真幸(東京女子大学教授)
秋田市とジャイアントパンダ・・・・・・小松守(秋田市大森山動物園園長)
日立へパンダを―、誘致の意義・・・・・・生江信孝(かみね動物園)
東日本大震災からの復興のシンボルとして・・・・・・門馬正樹(仙台市八木山動物公園フジサキの杜園長)
日本におけるパンダ保護の経緯・・・・・・斉鳴(日本パンダ保護協会事務局長)
パンダと法・・・・・・坂元雅行(トラ・ゾウ保護基金事務局長理事)
Love pandas♡Love 香香・・・・・・はな(モデル)
「俺あパンダだ!」臥龍のパンダ幼稚園・・・・・・青木紘二(日本パンダ保護協会副会長)
「地球を守る案内役として」・・・・・・戸川久美(トラ・ゾウ保護基金理事長)
パンダで一句・・・・・・日本パンダ保護協会のみなさま
16.Jun.2025