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東京大学附属図書館アジア研究図書館
上廣倫理財団寄付研究部門
Uehiro Project for the Asian Research Library

NEWS

【終了しました】〈トライアル開始〉一次資料データベース「Archives Unbound」 4コレクション

このたびU-PARLでは、米英の公文書館、政府機関、大学図書館などの所蔵一次資料の中から、歴史・地理、政治、経済などの多分野に関係する特別コレクションをデジタル化し個別に提供するプログラム、アーカイブズ・アンバウンド(Archives Unbound)のうち、アジアに関する4つのコレクションのトライアルを開始しました。

購入の検討材料とさせていただくため、ぜひご試用のうえ、ご感想などを6月8日までにU-PARLへお寄せいただきたく、お願い申し上げます。

  • 利用方法:上記コレクション名をクリックしてください
  • 利用可能条件:東京大学全キャンパス内(IPアドレスにより判定、EZProxy可)
  • トライアル実施中:2023年6月15日まで
  • ご感想お送り先:オンライン回答(formsが開かれます) or  U-PARL問い合わせフォーム(6月8日〆)
  • それぞれの資料の簡単な説明は、下記をご覧ください。

 

***

 

 

No.1:「米国務省 東南アジア局文書集 1944-1958年」

米国国立公文書館が所蔵する国務省のロト・ファイルに収録された1944年から1958年にかけての米国・東南アジア関係文書を収録する。米国・東南アジア関係史の中で重要性が高い問題や人物、出来事についての情報を掲載する。

No.2: 「米軍南ベトナム軍事援助司令部の機関誌『オブザーバー』1962-1973年」

ベトナムの米軍軍事支援司令部(Military Assistance Command, Vietnam, MACV)の情報局指令情報課によって発行された週刊新聞。軍事司令支援部の機関紙としてベトナムに駐留するアメリカの軍人と兵士のために情報提供を行うために刊行された。配布部数は80,000部以上にのぼったと言われている。創刊から廃刊までの全548号を収録する。

No.3:「アフリカのフランス植民地に関する米国務省文書集 1910-1930年」

フランスの植民地情勢に関する米国国務省の文書(書簡、研究やレポート、電報、地図等)を収録したデータベース。アフリカのみならず、カリブ海地域、インド、インドシナ、オセアニアまでカバーする。反植民地運動やモロッコ・アルジェリア国境問題についても扱う。

No.4:「インド伝道関係長老派教会書簡集 1833-1910年」

アメリカ長老派教会は創設以来、宣教を重要任務とし、インドでも積極的に宣教を行っていた。活動内容は、宣教のみならず、教育、医療活動まで広範囲におよんだ。1830年代前半から1910年までの資料で、パンジャーブの宣教拠点・出版拠点であったルディヤーナと米国との間の往復書簡が収められている。

2023年5月1日