【報告】アジア研究文献探索セミナー 「地域研究のフィールド調査とGIS・地図の利用」編

報告:アジア研究文献探索セミナー
「地域研究のフィールド調査とGIS・地図の利用」編

2018年10月23日、U-PARLは、上智大学アジア文化研究所より、人文地理学がご専門の小泉佑介氏を招へいし、アジア研究文献探索セミナー「地域研究のフィールド調査とGIS・地図の利用」編を開催しました。

今回も多くの皆様にご参加いただきました

 

今回のセミナーは、地域研究におけるGISの利用可能性と、講師自身の「マルチスケール」な研究アプローチの紹介、そしてGIS・地図作成ツールの紹介が主なテーマでした。

講師の解説はわかりやすく、受講者たちは惹きつけられます

 

セミナー前半では、地理学的アプローチにおける「空間的スケール」の重要性(地域の類型化と研究スケールの設定、空間的パターンの発見)が説明された後、地域研究におけるGISの具体的な利用の例として、講師によるインドネシアでの「マルチスケール」な研究アプローチが紹介されました。

インドネシア研究の紹介

 

後半では、「QGIS」や「Inkscape」といったおすすめ地図作成ソフトだけでなく、スマホで使える無料の地図アプリなど、地域研究者の役に立つ様々なツールを解説していただきました。

様々な地図データの紹介もしていただきました

 

また、「GISの技術的なスキル向上よりも、むしろExcelやAccessの使い方を習熟する必要がある」、「GISのトレーニングは基本的な文法(使い方)と単語(用語)を覚えたら後はひたすら地図をつくる」など、GISに対する“向き合い方”も教えていただき、地域研究を目指す受講生たちにとって非常に有意義な時間となりました。

受講生からも積極的な発言や質問がなされました

 

なお、本セミナーは前回に引き続き駒場キャンパスでの開催イベントとなりました。準備にご協力いただいた関係者の皆様には深く御礼申し上げます。

U-PARL特任研究員
清水