【終了しました】U-PARLエジプト学若手研究者養成セミナー(2022年度夏期)

東京大学附属図書館アジア研究図書館上廣倫理財団寄付研究部門(U-PARL)
協働型アジア研究プロジェクト「古代エジプト研究の総合知創出に向けた基礎的取り組み」

エジプト学若手研究者養成セミナー(2022年度夏期)

古代エジプト文明の研究、つまりエジプト学は、歴史学、考古学、宗教学、神話学、言語学、文学、建築学など様々な研究分野に及んでおり、また、発掘、遺構・遺物の分析、テキスト読解、図像解釈、科学分析など、手法も多岐に渡っています。このように広範囲な領域と多様な手法が必要となることもあり、日本ではこれまでエジプト学を総合的に研究する場所や機会が設けられておりませんでした。そこで、東京大学附属図書館U-PARL協働型アジア研究プロジェクト「古代エジプト研究の総合知創出に向けた基礎的取り組み」では、エジプト学の諸分野に関する基礎知識を学ぶ場を提供したいと考え、インターカレッジの講座として「エジプト学若手研究者養成セミナー」を実施することに致しました。下記の通り参加者を募集致しますので、意志ある方々のご応募をお待ちしております。

ポスター(PDF)


<お知らせ>

8月7日:採否の連絡を致しました。メールが届いていない方は、U-PARL永井までご連絡下さい。本セミナーは完全オンラインでの開催に変更となりました。

<募集要項>

募集要項(PDF)

1. 開催期間 

2022年9月1日(木)~4日(日)、4日間

2. プログラム

各日 13:00~16:30(90分2コマ程度)

(1) 9月1日(木)「言語学からみた古代エジプト語資料のドキュメンテーション:文字、語、構文の記述」永井正勝(専門:エジプト語言語学)
会場参加予定 →オンライン

古代エジプト語資料に対する言語学的な読解とは、原資料に基づき、文字、語、構文を解釈するという単純な作業であるが、読解結果を表示し、それを他者と共有するためには細かな学術的ルールに従う必要がある。そこで本講座では、文字解釈や文法(語・構文)記述に必須となる学術的ルールについて学ぶことにする。

(2) 9月2日(金)「エジプト学における歴史学的研究:前1千年紀のエジプト史研究を例として」藤井信之(専門:エジプト史)
*オンライン

この講座では主に文字資料を用いた歴史研究のあり方を前1千年紀のエジプト史研究を例に講義する。歴史研究のアプローチ方法は多様だが、この講座ではプロソポグラフィ研究を取り上げ、関連する史料(歴史を考える材料)の問題を踏まえながらその研究手法を学ぶことによって、歴史学的研究について理解を深める。

(3) 9月3日(土)「遺物と科学」山花京子(専門:遺物と科学)
会場参加予定 →オンライン

発掘された遺物や博物館・美術館に収蔵されている遺物は、科学的手法を使った調査を行うことでその遺物の特性や年代決定に役立つ情報を得ることができる。本講座では、遺物から最大限の情報を引き出すための様々な分析方法を知ること、そして科学者との共同研究を行うために、我々文科系研究者が知っておくべきことを学ぶ。

(4) 9月4日(日)「古代エジプト建築・美術研究」安岡義文(専門:エジプト建築学)
会場参加予定 →オンライン

本講座では、古代エジプトの建築・美術研究に有用な文字史料の概要を紹介し、テキスト読解の演習を行い、エジプト人の建築・美術観について理解を深める。また、エジプト建築を分析するのに必要な知識の獲得を目標とする。

3. 開催場所

東京大学本郷キャンパスならびにオンラインによるハイブリッド形式(ただし状況によりオンライン開催のみとなる可能性があります)
*新型コロナウイルス感染拡大のため、オンライン開催となりました(8月7日)

4. 対象者

(1)エジプト文明に関心を持ち、エジプトに関する内容で論文(卒業論文、修士論文、博士論文など)を執筆する予定のある者
(2)4日間の日程のすべてに参加可能な者
(3)原則として学籍を有する学部生・院生等(大学・専攻は問いません)

5. 募集人数

30名程度  *会場参加者の定員は最大15名程度となります

6. 受講料

無料(旅費や宿泊費が必要な場合には自己負担となります)

7. 応募書類

以下の書類1点のPDFファイルをE-mailで提出

(1)所定のエントリーシートに1.氏名、2.所属先・学年、3. 希望参加方式(教室・オンラインの別)、4.志望動機(800字以内)を記入

<エントリーシートダウンロード>
https://webfs.adm.u-tokyo.ac.jp/public/bHIFwGHI4-1a6goc9Sr2-XfmNJEdqNUNbANzOdwvxrza

*今期のセミナーでは言語学、歴史学の講義があるため、志望動機欄にはエジプト語の学習歴を記して下さい。なお、エジプト語の学習歴は採否に関係しません。
*応募書類は返却しません。個人情報については適切に管理し、本プロジェクトで必要とする場合以外では使用しません。

8. 応募先

エントリーシートのPDFをE-mailにてnagai.masakatsu@mail.u-tokyo.ac.jp(東京大学附属図書館U-PARL、永井正勝)宛に提出

*件名に「U-PARLエジプト学若手研究者養成セミナー応募」と記入
*提出から3日以内に返信致します。3日以上経って返信がない場合には、お手数ですが問合せ先までご連絡下さい。

9. 応募締切

2022年7月29日(金)17:00

10. 受講者 の決定

U-PARL協働型アジア研究プロジェクト「古代エジプト研究の総合知創出に向けた基礎的取り組み」メンバーで選考のうえ、8月8日(月)17時までに応募者にE-mailで通知します。

11. 問合せ先

東京大学附属図書館アジア研究図書館上廣倫理財団寄付研究部門(U-PARL)
永井正勝
Tel:03-5841-4044
E-mail:nagai.masakatsu@mail.u-tokyo.ac.jp

12. 主催

東京大学附属図書館アジア研究図書館上廣倫理財団寄付研究部門(U-PARL)協働型アジア研究プロジェクト
古代エジプト研究の総合知創出に向けた基礎的取り組み

永井 正勝(東京大学附属図書館U-PARL)
河合 望(金沢大学新学術創成研究機構)
田澤 恵子(公益財団法人古代オリエント博物館)
中野 智章(中部大学国際関係学部国際学科)
藤井 信之(関西大学東西学術研究所)
安岡 義文(早稲田大学高等研究所)
山花 京子(東海大学文化社会学部アジア学科)
和田 浩一郎(特定非営利活動法人文化遺産の世界)

2022.6.29