【世界の図書館から】デジタル化された古地図の共有のためのポータルサイト“OldMapsOnline”

デジタル化された古地図の共有のためのポータルサイトOldMapsOnline  

1: “OldMapsOnline”のトップページ
出所:OldMapsOnline n.d. : “OldMapsOnline : Discovering the Cartography of the Past”, https://www.oldmapsonline.org, (Accessed on 20–12-2021).

 

U-PARL特任研究員
澁谷由紀

 

1.  古地図を研究に利用する際の問題と“OldMapsOnline”の利便性

過去を研究対象に選んだ場合、人文科学、社会科学、自然科学いずれの分野を研究する者にとっても、古地図(古い地図や手稿の地図資料)は重要度が高い資料のうちの一つといえる。しかしながら、古地図を研究の中で活用するのはそう容易ではない。 

まず、地図というものは検索の難易度が高い。伝統的に図書館の蔵書目録は地図資料にも対応してきた。とはいえ、利用者が関心を持つ地域名が地図資料のタイトルなどに含まれていない場合、その地域名を検索語(キーワード)としても、OPAC(オンライン蔵書目録)で資料を見つけることは難しい(なお、この困難を解消するために、対象地域を含む図を特定するためのツールである「索引図」が用意されていることもある)。 

さらに複写が難しいよくある一枚ものの地図資料は大判資料であることが多い。図書館における電子式複写(普通のコピー)で使用できる紙の大きさは一般にA3版までであり、たとえ著作権保護期間が満了している資料であっても気軽に複写できるものではない。それ以前に大判資料というものは、資料の保全の観点から閲覧するだけで細心の注意が必要であるし、まして複写するとなれば、電子式複写(普通のコピー)よりもカメラによる撮影やスキャナーによるスキャンといった複写方法を選択するのが望ましいことが多いだから図書館の複写サービスを利用すれば、複写物を入手するための時間や費用のコストが高くなる仮に自前のカメラによる館内撮影が許可されたとしても、形状の歪みや陰影を実用に耐える程度に解消するのは困難である。 

このような状況において利便性が高いのが、近年整備が進む図書館等のデジタルライブラリー(デジタルアーカイブ)であり、そしてそれを横断検索できるサービスである。地図に特化したデジタルライブラリーの横断検索サービスに、デジタル化された古地図の共有のためのポータルサイト(特定分野の窓口となるウェブサイト)であるOldMapsOnlineがある[図1]。

いうまでもなくOldMapsOnlineは「図書館」ではないが、世界各地の図書館等の地図コレクションを束ねる役割を果たしているサービスであることを鑑み、アジア関連の図書館を紹介する連続記事「世界の図書館から」の一部として本稿を掲載したい。なお、著者はもとより地理学や情報学の専門家ではない。読者の皆様の御教示、御叱正を得られれば幸いである。 

2.  “OldMapsOnline”の概要と参加組織

OldMapsOnlineは、2012年に、英国情報システム合同委員会(JISC)の助成を受けて、スイスのクロカン・テクノロジーズ社(Klokan Technologies GmbH)と英国のポーツマス大学を拠点とする英国歴史GISプロジェクトGreat Britain Historical GIS Projectによって開発された[註1。このウェブサイトでは、世界各地のデジタルライブラリー上で公開された古地図が横断検索できるだけではなく、それぞれの古地図のメタデータ(ここではデジタル化された地図の特徴を記述したデータ)に緯度・経度情報が含まれているために、ウェブサイト上に表示された世界地図の任意の点をクリックすることで、その点を含む古地図が検索できる。また「古」地図に特化したサービスらしく、地図の作成年代を絞り込む機能もある。 

OldMapsOnlineの沿革や内容については、矢野桂司氏の論考「日本の古地図のポータルサイト構築に関する一考察(生田真人教授退職記念論集)」に詳しい[註2。また同ウェブサイトが2012年にオープンして以来、国立国会図書館の運営するニュースサイトであるカレントアウェアネス-Rおいて2回にわたり紹介記事が掲載されてきた[註3][註4]。OldMapsOnlineによれば、OldMapsOnlineに掲載されている地図は498,907点、OldMapsOnlineモバイルアプリ版に掲載されている地図は305,408点、参加機関(画像とメタデータの提供機関)は54機関である[註5]。下記はその名称等の基本的情報を[註5]および各機関の公式ウェブサイト、先行研究[註6を参考にまとめたものである。 

(1) National Library of Scotland, Maps of Scotland(スコットランド国立図書館
(2) USGS Historical Topographic Maps(アメリカ地質調査所の地形図)
(3) Land Survey Office Czech Republic(チェコ共和国の測量局)
(4) The David Rumsey Map Collection(世界的に著名な地図コレクターであるデイヴィッド・ラムゼイ氏の地図コレクション)
(5) Charles University in Prague, The Map collection(チェコのプラハ・カレル大学の地図コレクション)
(6) New York Public Library, Map Division(ニューヨーク公共図書館の地図部)
(7) Saxon State and University Library Dresden (SLUB)(ドイツのザクセン州・ドレスデン大学図書館ザクセン州・ドレスデン大学図書館は同州の州立図書館と地図学で有名なドレスデン工科大学が一体化した図書館
(8) University Library Berne, Map collections(スイスのベルン大学図書館の地図コレクション紀
(9) British Library, Map Library(大英図書館の地図図書館
(10) Moravian Library, Mollova mapová sbírka(チェコ、モラヴィア図書館のモラヴィア地図コレクション)
(11) Národní technické muzeumチェコの国立技術博物館)
(12) Muzeum Brněnska(チェコのブルノ博物館)
(13) Státní oblastní archiv v Třeboniチェコのトジェボニ国立地域文書館
(14) Harvard Library, Harvard Map Collectionアメリカのハーバード大学地図コレクション)
(15) Státní oblastní archiv v Zámrskuチェコのザームルスク国立地域文書館
(16) ETH-Bibliothek Map Collection(スイス連邦工科大学チューリッヒ校図書館地図コレクション)
(17) Historický ústav Akademie věd České republiky(チェコ共和国科学アカデミー歴史研究所)
(18) Státní oblastní archiv v Plzni(チェコのプルゼニ国立地域文書館
(19) Norman B. Leventhal Map Center at the Boston Public Libraryアメリカ、ボストン公共図書館のノーマン・B・レヴェンタール地図センター)
(20) State Library New South Walesオーストラリアのニューサウスウェールズ州立図書館)
(21) Bordeaux Montaigne University(フランスのボルドー・モンテーニュ大学)
(22) Institut Cartogràfic i Geològic de Catalunya(スペインのカタルーニャ州地図作成地質研究所)
(23) Dutch National Archives(オランダ国立公文書館)
(24) Technische Universität Darmstadt, University and State Library (ULB)ドイツのダルムシュタット工科大学大学・ヘッセン州立図書館
(25) Univerzita Jana Evangelisty Purkyně v Ústí nad Labem (チェコのウースチー・ナド・ラベムにあるヤン・エヴァンゲリスタ・プルキニェ大学)
(26) Utrecht University Library, Special Collections(オランダ、ユトレヒト大学の特殊コレクション)
(27) Masarykova univerzita(チェコのマサリク大学)
(28) Měštská knihovna v Praze(チェコのプラハ市図書館)
(29) Vorarlberger Landesrepositorium(オーストリアのフォアアールベルク州立図書館)
(30) University of Manchester Map Library(イギリスのマンチェスター大学地図図書館)
(31) Art Research Center, Ritsumeikan University(立命館大学アート・リサーチセンター)
(32) Wisconsin Historical Society(アメリカのウィスコンシン歴史協会)
(33) Městské muzeum v Jaroměři(チェコのヤロムニェルシ市立図書館)
(34) Biblioteca Nacional de Colombia(コロンビア国立図書館)
(35) Národní technická knihovna(チェコの国立技術図書館
(36) Západočeské muzeum v Plzni(チェコの西ボヘミアミュージアム
(37) Vědecká knihovna v Olomouci(チェコのオロモウツ研究図書館)
(38) North Carolina Digital Heritage Center(ノースカロライナデジタルヘリテージセンター)
(39) Hong Kong Historic Maps(香港の歴史地図を集めたウェブサイト)
(40) Great River Art(アメリカ、ミネソタ州モリソン郡のNPO、グレイト・リバー・アーツ)
(41) Universitatsbibliothek Trier(ドイツ、トリーア大学図書館)
(42) Výzkumný ústav geodetický, topografický a kartografickýチェコのズディビにある測地学・地形学・地図学研究所
(43) Zentralbibliothek Zürich(スイス、チューリッヒ中央図書館)
(44) National Library of Walesイギリスのウェールズ国立図書館)
(45) A Vision of Britain through Time, Historical Map Library Humphrey Southall教授と英国歴史GISプロジェクトが創設した「歴史地図図書館A Vision of Britain through Time」)
(46) NOAA’s Historical Map & Chart Collection(アメリカ国立海洋局沿岸測量部の歴史地図&海図コレクション)
(47) Jihočeská vědecká knihovnaチェコのチェスケー・ブジェヨビツェにある南ボヘミア科学図書館
(48) Národní knihovna ČR(チェコ共和国国立図書館)
(49) Leiden University(オランダ、ライデン大学)
(50) Kartverket(ノルウェー地図庁)
(51) Royal Library of Belgium map collection(ベルギー王立図書館の地図コレクション)
(52) GeoPortOstドイツのライプニッツ東・東南ヨーロッパ学研究所
(53) Colonial Portuguese maps of Cape Verde, São Tomé and Príncipe, Angola, East Timor(カーボベルデ、サントメ・プリンシペ、アンゴラ、東ティモールのポルトガル植民地期地図)
(54) UCLA Library(アメリカ、カリフォルニア大学ロサンゼルス校図書館)  

以上のリストからわかるように、中央ヨーロッパなど非英語圏から参加する機関の数が相当数あるそのため、それぞれの古地図の所蔵機関のウェブサイトに入ると英語表記がなく利用しにくい場合も多い。とはいえこの問題は、ウェブサイト翻訳ツールを補助的に利用したり、現物のスキャン画像から情報を読み取ったりすることで、とくに閲覧に限れば大きな問題にならないと思われる 

なお、OldMapsOnlineに参加するためのハードルは高くない。まずアップロードする画像については、下記の4点が満たされている必要がある[註7]。 

(1) 300DPIか少なくとも2メガピクセル以上の高解像度のスキャン画像であること
(2) 無料かつパスワード不要で、オンラインズーム可能な画像を表示する画像ビューアで提供されること
(3) それぞれの地図に固定リンク(permanent URL)が付与されておりその固定リンクから利用者が直接閲覧できること
(4) それぞれの地図の四隅の(緯度と経度の)座標値が明らかであること 

そのうえで、必要なメタデータの項目名とその内容として、下記の7項目がある[註8]。

(1) 識別子(id):地図を一意に識別するためのID
(2) ビューワー(viewer): ビューワーのURL
(3) タイトル(title):地図のタイトル
(4) 時間的範囲(date_from, date_to):地図作成年月日(出版年月日ではない)
(5) 北(north): 北側境界座標緯度
(6) 南(south): 南側境界座標緯度
(7) 東(east):東側境界座標経度
(8) 西(west):西側境界座標経度  

2022122日現在、立命館大学アート・リサーチセンター以外に、日本からの参加機関はないようである(ただし、著者の手元の環境では、立命館大学アート・リサーチセンターの提供する古地図は現在OldMapsOnline上で閲覧できない)。 

利用規定については、著作権所有者の特別な同意がない限り、商用のための再販利用不可、宣伝のための利用不可である。また古地図の画像の著作権とメタデータの著作権は提供元機関に属す[註9]。個別の古地図の画像とそのメタデータを二次利用するばあい、それぞれの提供元機関の利用条件や利用規約を確認する必要があり、それらの情報は必ずしも英語で提供されているとは限らない点には注意が必要である。  

3. “OldMapsOnline”の使い方

最後に、実際にOldMapsOnlineの画面がどのようなものであるかみてみたい。 

(1) トップページ上部の検索窓等に任意の地名を入力して検索すると、その周辺のベースマップが左側カラムに、そのベースマップの地理的範囲をカバーする古地図のタイトル等が右側のカラムに表示されるここでは著者の研究対象地域のうちの一つ、ベトナム北部紅河デルタナムディン省の地図を検索したいので、「Nam Dinh」と入力した。検索結果の最上位の古地図のタイトル等の背景は赤く表示され、ベースマップ上ではその古地図の地理的範囲がオレンジ色で示される。うまく検索できなかった場合は有名な地名を入力したり、ベースマップを拡大縮小したり移動したりするとよい[図2]。

図2:検索結果の表示画面
出所:OldMapsOnline n.d. : “Maps of Nam Định”, https://www.oldmapsonline.org, (Accessed on 20–12-2021).に著者加筆  

(2) 閲覧したい古地図のタイトル等をクリックすると、その古地図のサムネイル画像や所蔵機関が表示される。ここでは、フランスのボルドー・モンテーニュ大学(Bordeaux Montaigne University)の所蔵地図であることが同大学のロゴによって示されている[図3。赤い色に白抜き文字のアイコン「View this map」をクリックする。 

3:サムネイル画像と所蔵機関(その1)
出所: OldMapsOnline n.d. : “Carte de l’Indochine au 1:500 000. Feuille N5, Hanoï”, https://www.oldmapsonline.org/map/u-bordeaux-montaigne/70007, (Accessed on 20–12-2021). に著者加筆 

(3) ボルドー・モンテーニュ大学のサイトに移動する。メタデータと画像が閲覧できる[図4]。前述のように、移動先のそれぞれの機関のウェブサイトが英語表記に対応しているとは限らない。印刷やダウンロードはそれぞれの機関のサイトの指示に従って行う。多くの場合、それぞれの機関のウェブサイトにはわかりやすいアイコンが掲載されているから、直観的に操作できる。

図4:ボルドー・モンテーニュ大学のウェブサイト
出所:Université Bordeaux Montaigne n.d. : “Carte de l’Indochine au 1:500 000 Feuille N°5, Hanoï / dressé, héliogravé et publié par le Service géographique de l’Indochine”, https://1886.u-bordeaux-montaigne.fr/s/1886/item/218842, (Accessed on 20–12-2021). 

(4) “OldMapsOnlineに戻ると、周辺の古地図のタイトル等が右側のコラムに表示されているのでもう一枚選択してみる。チェコのブルノに所在するマサリク大学(Masarykova univerzita)のロゴがみえる[図5]。赤い色に白抜き文字のアイコン「View this map」をクリックする。

図5:サムネイル画像と所蔵機関(その2)
出所:OldMapsOnline n.d. : “Delta du Tonkin”, https://www.oldmapsonline.org/map/muni/3145900115, (Accessed on 20–12-2021). に著者加筆 

(5) マサリク大学理学部地理学研究所(Mapová sbírka-Geografického ústavu PřF MUのウェブサイトに移動するチェコ語表記である。サムネイルをクリックして古地図を閲覧する[図6。その結果、この地図はフランス語資料であることがわかる。

図6:マサリク大学理学部地理学研究所のウェブサイト
出所: Mapová sbírka.Geografického ústavu PřF MU n.d. : “Delta du Tonkin [kartografický dokument] Par P. Vidal-LaBlache”,
https://mapy.geogr.muni.cz/mr.html?id=709350, (Accessed on 20–12-2021). に著者加筆  

(6) 掲載されている古地図は欧米言語資料だけではない。漢字漢文資料等もある。下記の画面に映し出されているのは「地圖綜要 : 三卷(安南圖)」というタイトルでハーバード大学図書館が提供している古地図である[図7。ハーバード大学図書館のビューワー(Harvard Library Viewer)上で確認すると、この古地図は地理書『地圖綜要』の外巻191葉裏192葉表に収められている安南圖であることがわかる[註10]。この地図からもわかるように、OldMapsOnlineにはいわゆる「一枚もの」の地図だけではなく、図書や地図帳(アトラス)に含まれる地図も掲載されている。

7:「地圖綜要 : 三卷(安南圖)」
出所: OldMapsOnline n.d. : “地圖綜要 : 三卷(安南圖)”, https://www.oldmapsonline.org/map/harvard/008094513_79, (Accessed on 20–12-2021).に著者加筆  

(7) ページ上部のタイムライン(Timeline)のスライダーを動かすことで、1750年から現在までの間の、任意の時間範囲を設定することができる[図8]。

図8:ページ上部のスライダー。地図の作成年代をたとえば1805年から1975年に絞り込むことができる。
出所:OldMapsOnline n.d. : “Maps of Thanh Hoa province”, https://www.oldmapsonline.org, (Accessed on 20–12-2021).に著者加筆

(8) ページ上部の属性(Attributes)のタブには、フルテキスト検索、タイトル検索、作成者検索の検索ボックスがあり、縮尺によって検索結果を絞り込むことも可能である[図9]。

図9:地名や作成者名から古地図を検索することもできる。
出所:OldMapsOnline n.d. : “Maps of Indochina Peninsula”, https://www.oldmapsonline.org, (Accessed on 20–12-2021).に著者加筆  

以上みてきたように、OldMapsOnlineはシンプルなつくりが特徴であり、検索の方法は単純で平易な英語を読むことさえできれば、アイコンを何度かクリックするだけですぐに古地図を閲覧することができる(ただし、二次利用する場合は提供元機関の利用条件や利用規約を確認する必要がある)過去を研究対象に選ぶ研究者のみならず、旅行予定地など特定の地域についての歴史・地理情報を探している方や、歴史・地理について探究学習(調べ学習)をする中学生・高校生などにも活用をおすすめしたい。 

<註>
[註1OldMapsOnline n.d. : “The search engine for historical maps”,
https://www.oldmapsonline.org/about/, (Accessed on 17–1-2022).
[註2]矢野桂司 2018: 「日本の古地図のポータルサイト構築に関する一考察(生田真人教授退職記念論集)」『立命館文學』656: 735-721. http://www.ritsumei.ac.jp/acd/cg/lt/rb/656/656PDF/yano.pdf
[註3国立国会図書館 2012-03-06: 「古い世界地図を閲覧できるサイト“Old Maps Online”が公開」
https://current.ndl.go.jp/node/20325, (参照2022117日)
[註4国立国会図書館 2015-07-23:「デジタル化された古地図のポータルサイト”Old Maps Online”のモバイルアプリが公開」(https://current.ndl.go.jp/node/28980)(参照2022117日)
[註5]註1に同じ
[註6]桐生裕子 2006: 「チェコの文書館事情」『現代史研究』52: 91-96. https://doi.org/10.20794/gendaishikenkyu.52.0_91
[註7OldMapsOnline n.d. : “Add collections of maps”,
https://www.oldmapsonline.org/add-maps/, (Accessed on 17–1-2022).
[註8]註7に同じ
[註9OldMapsOnline n.d. : “Terms of Use”,https://www.oldmapsonline.org/terms, (Accessed on 17–1-2022).
[註10Harvard Library n.d. : “地圖總要 :三卷. [China : s.n.], 明崇禎間 [1643]”,
https://iiif.lib.harvard.edu/manifests/view/drs:23428071$425i, (Accessed on 17–1-2022). 

 January 25, 2022