「アジアの資料をむすび、ひらく ―デジタルコレクションの可能性―」展と「記念セミナー」開催

アジアの資料をむすび、ひらく ―デジタルコレクションの可能性 ―
「東京大学アジア研究図書館デジタルコレクション」​原資料展

 

2023年3月6日(月)から4月21日(金)にかけて、U-PARLが作成・提供する「アジア研究図書館デジタルコレクション」に関する資料展を開催します。
総合図書館1階の展示スペースにおいて、デジタル化された資料の実物(原資料)を展示するとともに、モニターによるデジタル資料の紹介、デジタル資料を活用した人文社会科学の展開についてのパネル展示を行います。

また、3月6日(月)にはセミナーを開催し、学内の学部生・院生向けにデジタルコレクションに収録された水滸伝資料の研究事例を紹介します。

本展では会期を4期に分け、貴重書を含むさまざまな資料の出展を予定しています。

<展示概要>

会期 : 2023年3月6日(月) - 4月21日(金)  ※総合図書館の休館日を除く
会場 : 総合図書館1階展示スペース
【展示会期および開場時間】
●第Ⅰ期 3月6日(月) - 3月10日(金)​ 9:00-17:00 (初日は13:00開場、最終日は15:00閉場)
展示資料:「洛神賦十三行」、「曹全碑」、「顔氏家廟碑」、『古今歴代十八史略』、『新刻全像忠義水滸誌伝』、『八旗氏族通譜』、『論語諺解』、Hieratische Paläographieなど。
文学部漢籍コーナーのご協力により、小倉文庫蔵『論語諺解』を特別展示いたします!

●第Ⅱ期 3月11日(土) - 3月22日(水)​ 総合図書館の開閉館時間に準じる。
展示資料:『金麟厚草書千字文』、『朴彭年草書千字文』、『争春園全伝』、『水滸伝全本』、Pagode de Dakaoなど。

●第Ⅲ期 3月24日(金) - 4月16日(日) 総合図書館の開閉館時間に準じる。
展示資料:『古今歴代法帖』、『忠義水滸全書』、『北路紀略』、『五経節要演義』、Denkmaeler aus Aegypten und Aethiopienなど。

●第Ⅳ期 4月17日(月) - 4月21日(金) 9:00-17:00 (初日は13:00開場、最終日は15:00閉場)
展示資料:「集字聖教序」、「拪先塋記」、「停雲館帖」、『元氏長慶集』、『鍾伯敬先生批評忠義水滸伝』、『左伝節要』など。

※第Ⅰ期、第Ⅳ期は、初日13:00開場、最終日は15:00閉場。

<記念セミナー概要>

題目:東京大学所蔵『水滸伝』諸版本について
開催日時: 2023年3月6日(月)  13 :00 - 14:30
申込期間: 2023年2月15日(水) -3月2日(木)​ 締切を3月3日(金)13時に変更いたしました
会場: 総合図書館1階展示スペース(展示会場)​
講師: 荒木 達雄(東京大学附属図書館アジア研究図書館上廣倫理財団寄付研究部門(U-PARL) 特任研究員)
対象: 本学所属学部生・大学院学生
定員: 10名
言語: 日本語
開催形式: 対面式
参加方法: 要事前申込 ※定員に達し次第、締め切ります。

以下の注意事項をご確認のうえ、こちらからお申込み下さい(外部サイトgoogle formに遷移します)。

(1)セミナーは展示スペース内で開催します。あまり広くない室内空間であるため、不織布マスクの着用をお願いいたします。
(2)体調等の理由によりマスク着用ができないかたは事前にご相談ください。
(3)その他、配慮が必要なかたはご相談ください。
(4)展示スペース内で使用できる筆記具は鉛筆、シャープペンシルのみです。ボールペン、サインペン等のご使用はできません。
(5)セミナー開催時間の内外を問わず、撮影、録画、録音はできません。
(6)スタッフが記録用の撮影、録画、録音を行う場合がありますが、何卒ご了承ください。
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このイベントは「人文社会ウィーク」(3月6日~3月12日)の一環として開催するものです。

PDFはこちらからご覧いただけます。

February 15, 2023