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東京大学附属図書館アジア研究図書館
上廣倫理財団寄付研究部門
Uehiro Project for the Asian Research Library

EVENT

【終了しました】アジアンライブラリーカフェNo.7「文献で見るパンダ観の歴史」

アジアンライブラリーカフェの第7弾を開催します。

「アジアンライブラリーカフェ」はU-PARLが2017年から不定期に行っているトークイベントです。「学術的な話題を、堅苦しくなりすぎず、喫茶店でのおしゃべりのように気楽にわかりやすく伝えたい」という願いから命名しました。
実際にはお飲み物のご提供はございませんが、「カフェにいるかのような肩の力を抜いた気分」でご参加いただければ幸いです。

※誠に申し訳ございませんが、会場および建物内では、蓋つきのペットボトルや水筒などの密閉可能な容器に入れたお飲み物を除き、飲食禁止です。


ASIAN LIBRARY CAFÉ: 007

「パンダはかわいい!」は常に真実なのか?
文献で見る「パンダ観」の歴史

家永真幸(東京女子大学教授)  × 藤岡みなみ(文筆家・ラジオパーソナリティ)× 荒木達雄(U-PARL特任研究員)

2023年10月24日(火)  15:00  〜17 :00  

会場:東京大学本郷キャンパス(オンラインライブ配信あり)

どなたでも出席・視聴可、費用徴収なし

会場参加は定員上限20名事前登録制、先着順です。
会場のご案内は、受付完了後、10月23日(月)までにお送りします

会場および建物内では、蓋つきのペットボトルや水筒などの密閉可能な容器に入れたお飲み物を除き、飲食禁止です☆
☆会場および建物内では、録画、録音、撮影は禁止です☆
※スタッフによる記録用の撮影はございます。
☆配信があるため、座席の位置によっては配信画面に映り込んでしまう可能性がございます☆
☆会場付近には駐車場が少ないため、学外の方は公共交通機関でのご来場をおすすめしております☆
あらかじめご了承ください

オンラインライブ配信も事前の視聴登録が必要です。

事前登録締切は10月19日(木)
ただし、会場参加は定員に達し次第締め切ります

☆会場参加、オンライン視聴ともに締切以降のご対応はいたしかねます☆

会場参加・配信視聴の登録はこちら

>>>>>https://upanda.peatix.com<<<<<
外部サイト(peatix)に遷移します。登録にはpeatixのアカウント作成が必要です。

本イベントに関するお問い合わせはこちら (U-PARLお問い合わせフォーム。)

【お問い合わせの際は「題名」に「10月アジアンライブラリーカフェについて」と明記してください】

 

上の画像をクリックするとPDF版をダウンロードできます。


 アジアと図書館を楽しむトークイベント、コロナ禍を経て復活の第1回は、論著『中国パンダ外交史』など近代のパンダ関連公文書を知り尽くす家永真幸さん、エッセイ集『パンダのうんこはいい匂い』などで知られるパンダ愛あふれるエッセイスト藤岡みなみさんをお招きし、「ヒトとパンダ」の歴史について2時間とことん語り合います。

<イベント趣旨>

 上野で、神戸で、白浜で、パンダはいまも大人気。否、リアルパンダなくとも、パンダの写真、イラスト、グッズを携えた人々は全国に数多いらっしゃることだろう。なぜそんなにパンダが好きなのですか?
 そう問いかければ、「かわいいから!」、「かわいいでしょう!?」、そんなことわざわざ聞かにゃあわからんのかね、というまなざしまでオマケでついてくる。
 確かにパンダはかわいい。ふわふわころころした見た目。野生動物とも思えぬのんべんだらりとした姿勢。人間の子どものように走り回りじゃれあう仔パンダに、疲れきったお父さんお母さんのようにべったりすわりこむ親パンダ。トドメのあざやかなツートンカラー。そこに生まれるあらがいがたきいとおしさ。そういえばパンダの形態にはヒトをして本能的に「かわいい!」「守りたい!」と思わしめる要素がそろっているのだとエライ先生も言ってたっけ。本能といわれちゃあしょうがない。
 ならばヒトは常にパンダを「いとおしき存在」として身近においていたのか。身近とは言わぬまでも心のなかにその愛情を存していたのか。
 なにを言ってるんだい、あたりまえじゃないか。かわいいものはいつだってかわいいんだから。
 むかしの人と、パンダをめぐって、語らいたい!
 中国は人類のなかでもかなり早い時期から固有の文字をつくり、さまざまなものを記録してきた。パンダがいかに珍しい動物とはいえ、中国四千年、中国五千年と言うじゃないか、パンダの記録のひとつやふたつあってもよさそうなもの。
 かつての中国の人々はどのような目で、どのような気持ちでパンダを見ていたのだろう。文字情報の向こうに当時の人々の思いを見ることはできるのだろうか。この時間は「パンダ文献学」のささやかな試みである。

<登壇者紹介>

 

家永真幸

家永真幸(いえなが・まさき)
 東京女子大学教授(現代教養学部国際社会学科)
 中国政治外交史、アジア国際関係論
 東京大学大学院総合文化研究科修了[博士(学術)]
 〈パンダ関連の業績〉
 論文
  南京国民政府期における中国「パンダ外交」の形成(1928-1949)、『アジア研究』55巻3号、2009年、pp.1-17
 単著
  パンダ外交、メディアファクトリー新書、2011年
  国宝の政治史ーー「中国」の故宮とパンダ、東京大学出版会、2017年
  中国パンダ外交史、講談社選書メチエ、2022年
 共著
  日中関係史1972-2012 Ⅲ.社会・文化(園田茂人編、東京大学出版会、2022年)、第1章「パンダがやってきた!(一九七二年)ーー中国の対日ソフト・パワー史」 
 講座
  パンダと中国外交、東京都立大学オープンユニバーシティ「大人のためのパンダ学講座」、第7回、2022年11月19日

 

藤岡みなみ(左)

藤岡みなみ(ふじおか・みなみ)
 文筆家、ラジオパーソナリティ
 〈パンダ関連の業績〉
 著書
  パンダのうんこはいい匂い、左右社、2022年
 連載
  パンダ愛が止まらない、共同通信社より各新聞社ウェブサイトへ配信、2022年5月~連載中
 その他
  藤岡みなみのパンダに会いたい!in 四川省 その1 – YouTube (外部サイトへ遷移します)

  藤岡みなみのパンダに会いたい!in 四川省 その2 – YouTube (外部サイトへ遷移します)
  藤岡みなみのパンダに会いたい!in 四川省 その3 – YouTube (外部サイトへ遷移します)

 

荒木達雄(このなかのどれか)

荒木達雄(あらき・たつお)
 U-PARL特任研究員
 〈パンダ関連の業績〉

 論文
  中国古文献中のパンダ、『東京大学中国語中国文学研究室紀要』第9号、2006年4月、pp.1-22
 講座
  中国の古文献にパンダの姿を求めて、東京都立大学オープンユニバーシティ「大人のためのパンダ学講座」、第4回、2022年10月29日
 その他
  古代中国の伝承に残るパンダのような不思議な動物とは?文献からたどるパンダの足あと、アエラドット、2022年5月17日
  クマバチ、クマネコ、クマネズミ…?、U-PARLウェブサイト、2022年6月21日

 

どなたでも出席・視聴可、費用徴収なし

会場参加は定員上限20名事前登録制、先着順です。
会場のご案内は、受付完了後、10月23日(月)までにお送りします

会場および建物内では、蓋つきのペットボトルや水筒などの密閉可能な容器に入れたお飲み物を除き、飲食禁止です☆
☆会場および建物内では、録画、録音、撮影は禁止です☆
※スタッフによる記録用の撮影はございます。
☆配信があるため、座席の位置によっては配信画面に映り込んでしまう可能性がございます☆
☆会場付近には駐車場が少ないため、学外の方は公共交通機関でのご来場をおすすめしております☆

オンラインライブ配信も事前の視聴登録が必要です。

事前登録締切は10月19日(木)
ただし、会場参加は定員に達し次第締め切ります

☆会場参加、オンライン視聴ともに締切以降のご対応はいたしかねます☆

会場参加・配信視聴の登録はこちら

>>>>>https://upanda.peatix.com<<<<<外部サイト(peatix)に遷移します。登録にはpeatixのアカウント作成が必要です。

本イベントに関するお問い合わせはこちら (U-PARLお問い合わせフォーム)
【お問い合わせの際は「題名」に「10月アジアンライブラリーカフェについて」と明記してください】

September 22 , 2023