蓑輪顕量 部門長・兼務教員(大学院人文社会系研究科教授)
専門は日本の仏教。戒律、冥想、論義などをテーマに、仏教学分野から、仏教思想の解明に取り組む。幅広く比較文化的な視点で捉えたいと考え、インドから東南アジア、そして中国、韓国、台湾とアジアの東半分に目を向けている。最近はとくに冥想に関心を持ち、仏教学の現代的な意義を見いだすことも模索中。
専門は日本の仏教。戒律、冥想、論義などをテーマに、仏教学分野から、仏教思想の解明に取り組む。幅広く比較文化的な視点で捉えたいと考え、インドから東南アジア、そして中国、韓国、台湾とアジアの東半分に目を向けている。最近はとくに冥想に関心を持ち、仏教学の現代的な意義を見いだすことも模索中。
専門は日本建築史・東アジア建築史・文化財保存。現存建築、文献史料、絵画資料、発掘遺構にもとづいて、建築の設計、技術、造営や維持管理の体制、建物のもつ意味や社会への影響に関する研究がメインテーマである。
専門は中国古典文学、書誌学。元・明・清代の白話文による通俗文学と、その興隆をもたらした商業出版の伸張について研究を進めている。
専門は、近代朝鮮農業史研究。植民地下での朝鮮農業・農村社会の改編過程について研究している。とくに、農業水利組織や治水事業に注目をしている。
English 研究テーマ 研究領域は、「産業領域の心理的支援に関する研究」「ライフキャリアレジリエンスに関する研究」「地域支援に関する研究」「心理療法に関する研究」など多岐に渡ります。これらの研究領域は相互に関連しなが
アジアにおける知的体系として仏教の伝播・継承を研究している。近年は、日本における仏教の学知の近代化を大学制度の変遷を視野に入れて調査しつつ、その知見をもとにして文理融合研究における仏教思想の可能性を探求している。
中世アラブ都市社会に生きた人々の「生態」に着目し、つながりをデジタル・ヒューマニティーズ、史料精読の両面から明らかにすることで、生き抜くための戦略知を探ることを目指しています。近年では、デジタルテキスト化した史料の構造化やResource Description Framework(RDF)を用いて15世紀の学者、行政官をはじめとする文民エリートのネットワークをデータ化することに挑戦しています。 また学知の社会との共創にも関心があり、人文社会学の普遍的な英知を対話的に実感・共有できる機会を作ることをライフワークにしています。これまでは保育園や民間企業とコラボレーションし、親子ワークショップや一般向けの企画展などを行なってきました。 アウトリーチ活動では、研究者から一方的に情報を伝えるのではなく、「問い」を通じた双方向性のあるコミュニケーションによって生まれる「化学反応」から、新たな学びを得たいと思っています。
専門は言語学。チュルク諸語を対象に記述的研究を進めている。特に、チュルク諸語の北西グループ(キルギス共和国のキルギス語)とチュルク諸語北東グループ(シベリア少数民族アルタイ語、ショル語など)の共時的な類似点と歴史的な関係性を明らかにすることを目的としている。
専門分野は朝鮮語学と書誌学。ハングル文献を中心に歴史言語学的、書誌学的な側面から検討している。具体的には朝鮮王朝時代に刊行された『三綱行實圖』や『續三綱行實圖』などについて、現伝する刊本の系統関係を解明し系統図を描く作業に取り組んでいる。 また、現代朝鮮語について形態論や造語論、語彙論に関心を持って朝鮮語の色彩語についての研究も行っている。